第13回灯しびとの集い 選考委員の皆様と出展者選考にあたってのコメントをご紹介いたします。
雨宮ゆか (挿花家 / 日々花(ひびはな) )
<選考にあたってのコメント>
花を生けるとき「容れもの」の大切さを思います。
何に生けても花は花なのですが、違うのです。食事をとる、身にまとう、空間に住まう。
言ってみれば、みんな「容れもの」の影響を受けて、暮らしているのかもしれません。
日常に何かをもたらしてくれる「もの」との出会いを、楽しみにしております。
<灯しびとの集い 会長 八田 亨より>
雨宮さんは都内の個展にていけばなを設えていただきました。
著書の花ごよみ365日には一年を通しての季節の草花と作家モノや骨董の花入の紹介をされています。
そして、その1日1日に短い文章が綴られており投げ入れのワンポイントアドバイスやちょっとした日記のようでもあり、
それが小気味良くなんとも気持ちが良いのです。