・作家名(工房名):捧 陽子
・都道府県:東京都
・出展ジャンル:陶磁
・Instagram:@nohako_kiln
岩石に含まれる長石は微粒子に細磨し天然の原料として焼き物で使用されます。
名前の頭には三河長石、平津長石、釜戸長石のように地名があり産地やかつて
採石された場所を示しています。そのほか、朝鮮カオリンや中国黄土などの名称も
同様です。行ったことの無い場所の風景を想像し、地中深く何百万年の間複雑な
経過を経て存在していたことに驚嘆します。
「つちあじ」と呼んでいるものは、ねっとりやぼそぼそ、ざらざらといった土の状態
をなるべくそのままにして、焼き物らしいやり方で自由度を得られるよう試しています。