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第15回記念 招待作家「実演」 灯しびとの集い特設ブースのお知らせ

2025, お知らせ2025.11.6

第15回を記念し会場内の特設「灯しびとの集いブース」(一般公募ブースとは別枠)にて、
3人の木工作家をお招きし、製作の実演をメインとした展示販売を行います。
それぞれの作家が同じ「木」という素材を扱いながらも、
削り、彫り、旋盤を駆使する、まったく異なる技法とビジョンで作品を生み出します。
その製作のデモンストレーションを目の前に、
木工の個性、背景の違いなどの多様性をより身近に感じていただきながら、
「素材を生かし、技を次代につなぎ、暮らしを豊かにする」という、
共通する作り手の願いにも触れていただけると嬉しいです。
未来への広がり、競争だけでは語りきれない「手仕事の力強さ」を軸として、
記念回ならではの特別な時間をぜひ会場でご体感ください。


招待作家 出展日程
大久保公太郎(大久保ハウス木工舎)
 日程 11/15(土) , 11/16 (日)
 木を削り出し、鉋(かんな)を使った手削りで日々の木匙を生み出します。
 鉋の研ぎ澄まされた切れ味と、量をこなす中で培ったリズムが重なり、正確さとスピード感を両立。
 合理性を追い求めた仕上がりの先に、端正な美しさも宿る。手仕事の生業としての健やかな姿を示しています。
 
森口信一(木工家)
 日程 11/15(土)
 一塊の木に向き合い、刳物(くりもの)の技法でじっくりと彫り進め、伝統を次代へと繋いでいく仕事。
 時間を惜しまず、刃物と木との対話を重ねて一点を彫り上げる姿は、静謐でありながらとても力強い。
 その厚みある時間の蓄積が、使い手の手の中で深みを増す「我谷盆」の器へと結ばれていきます。

中島信太郎(NAKAJIMA WOODTURNING STUDIO)
 日程 11/16(日)
 旋盤を駆使し、自由なリズムでロジカルに美しい器や日用品を生み出すウッドターニングの技術と思考。
 廃棄されるはずだった木材の有効活用や、長年「灯しびとの集い」を内側から支えてきた
 実行委員としての視点も持ち合わせ、「つくる」と「支える」を横断する別軸のまなざしをブースに持ち込みます。

 ✳︎順不同

皆さまのご来場をお待ちしております。

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