ご挨拶
第13回灯しびとの集いの開催を決定いたします。
昨年はコロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となりましたが多くの来場を頂き、クラフトへの関心の高まりを感じると共に改めて開催の意義を認識いたしました。
さて、灯しびとの集いでは私達がその手に取るものを見てみたいと思える選考委員をお招きし、出展作家を選考して参りました。
選考委員はギャラリーを営む方や、料理家、花道家、ライターなどクラフト周りのお仕事をされている方に依頼し、男女比や東西のバランスも考慮して参りました。また、数年の任期でローテーションする事で長期間による作家の偏りや公平性においても私たちは命題に置いております。
昨年に引き続きデザイナーの高橋真之さん、画家の西淑さん、ショップオーナーの小林剛人さん、ガラス作家の辻野剛さん。そして今年はその編成の年であり、新たにショップディレクターの鈴木善雄さんと挿花家の雨宮ゆかさんに選考委員会に加わって頂く事が決まっております。
6名はそれぞれのステージでご活躍の方達です。価値観も捉え方も様々ですのであらゆる角度から出展作家を選考いたします。
その光景を公開できないのは残念なのですが、交わされる言葉が的確で手仕事や作り手に対し愛があり毎回とても感心させられます。
灯しびとの会場の雰囲気は出展作家それぞれのカラーが織りなされ完成されます。それを選ぶ選考委員にもご注目頂き、どうぞ今年の出展作家にご期待下さい。
それでは冬の気配を感じる澄んだ空の下、大仙公園でお会いしましょう。
灯しびとの集い 実行委員会
会長 八田亨